About us 事務所案内
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事務所設立の沿革
 
萬國専利商標事務所(Louis International Patent Office)は、1972年に創立され、各産業分野における特許、商標等の知的財産権に関する代理業務を専門的に行い、業界での地位を築いて参りました。また、バイオテクノロジー、医学、機械、電子工学、半導体技術及びコンピュータソフトウェアなど各方面に精通する専門スタッフを擁し、行き届いたサービス体系を提供することで、国内外におけるクライアントの皆様のニーズにお応えしております。
萬國専利商標事務所(Louis International Patent Office)の専門性の向上には、海外の事務所及び多国籍企業との緊密な業務提携が欠かせません。弊所は創立以来、数多くの海外のクライアント様の台湾における知的財産権の取得と保護、並びに台湾のクライアント様の海外における特許・商標等の出願及びその関連業務を行っており、数十年にわたり豊富な海外実務経験を積んで参りました。そして、国際的な交流及び主要な国際機関(組織)による会議への参加を通して、国際的に通用する専門性を徐々に高めて参りました。弊所は、このような各国の知的財産権とそれに関する業務に対する豊富な知識・経験と専門的な外国語力により、国際化が進む知的財産分野において、クライアント様の望む国際業務を提供し、クライアント様の国際的視野の確立をサポートすることができます。

 

発展の現況

およそ100名のスタッフが在籍する萬國専利商標事務所(Louis International Patent Office)は、技術、事務及び法務の3部門から成り立っております。技術部門は弁理士、(特許)技術者など約70名で構成され、機械、化学、電気電子の3大分野を含む全ての専門分野を取り扱っております。事務部門では30名のスタッフが案件の手続や文書処理等を担当し、法務部門では弁護士を含む専門スタッフが特許、商標など知的財産権に関する案件を取り扱っております。
 

主なサービス

萬國専利商標事務所(Louis International Patent Office)は幅広いクライアント層を有し、多くのクライアントの皆様が弊所を通じて、国内外における知的財産権の保護を獲得しています。弊所のクライアント様は台湾、中国、日本、ヨーロッパ、アメリカなど世界各地の電子、電機、情報、機械、半導体、化学、医薬品、バイオテクノロジーなどの分野における企業、学校及び研究機関などで、担当案件は日用品からバイオ、化学、機械、半導体、電機、IT製品などのあらゆる分野に及んでおります。
 
経営理念


萬國専利商標事務所(Louis International Patent Office)は、専門的な科学技術及び知識の事務的作業の処理において、厳格な規律及び倫理規範を守り続けることを経営理念としております。そのため、クライアントの皆様が現在の変化しやすい市場及びテクノロジー環境にいち早く適応できるようお手伝いすることが可能です。弊所は、知的財産権の出願手続、模倣侵害の処理、各種救済手続及びトラブル解決などに関するサービスを提供するほか、研究開発の成果に関する特許性(の有無)の分析、特許侵害の鑑定、及び他社特許権範囲の回避等の業務を提供し、皆様が知的財産権を運用し、技術革新を促進できるようお手伝いいたします。
クライアントの皆様の技術について、弊所はスタッフ全員に対して受け身ではなく自主性を要求し、積極的にクライアント様の技術内容について深く認識し、常にクライアント様に助言を提供しております。また、皆様のニーズにお応えするのみならず、皆様と競争相手の立場に立って問題を考慮し、専門的な技術レベルによって、サービスの付加価値を高めていくことで、皆様に理解、認知、信頼して頂き、皆様の知的財産権が合理的な保護を得られるよう努めております。同時に、クライアントの皆様が知的財産権に対する知識を確立していただけるように、弊所は無料の教育講座を主催し、特許実務関連の最新情報、特許実務及び特殊事例を皆様と討論しております。さらに、皆様のニーズ或いは指示により、皆様自身と競争相手の獲得した特許に対する分析サービスを提供することで、皆様に、競争相手の出願した主要な技術分野を検討し、その技術及び市場における各国の競争者の現況を比較していただくことができ、また、該当する技術の発展傾向を観察し、市場予測及び競争の優位性を分析する際に参考にしていただくことができます。また、弊所は技術取引及び技術商品化設計、ライセンス交渉、特許監視、検索分析、鑑定、侵害証拠の収集、訴訟対応等に関する業務及び情報を提供し、皆様の産業上のニーズについてテクノロジー分野の法律に関する課題のコンサルティングサービスを行い、データ収集や問題解決のみならず、さらに皆様の競争相手の技術競争情報及び戦略を分析し、皆様がパテントマップを確立できるようお手伝いいたします。
設立から現在に至るまで、
萬國専利商標事務所(Louis International Patent Office)は、皆様が研究開発した技術の成果に対して、誠意と信頼によるサービス精神を胸に、全力で皆様の利益を確保するよう努めて参りました。今後も事務所の経営体系を引き続き強化し、積極的に所員の専門的技術を向上させ、時代のニーズに対応できるよう努めて参る所存です。
 


将来の展望

萬國専利商標事務所(Louis International Patent Office)は、効率、コミュニケーション、サポート、緊密な協力をモットーにしております。弊所は、スタッフと事務所が共に発展していける環境を創造し、さらに所内の各部門間のコミュニケーションを強化して、全体的な業務効率の向上を図っております。萬國専利商標事務所では、スタッフ一人一人が能力・才能を充分に発揮して、経験を共有し、共に学び合い、息の合ったコミュニケーションや慣習を養うことで、集団として結集した知識や貢献が互いに相乗効果をもたらし、生き生きとした楽しめる職場を築き、能力を極限まで生かして、さらなる飛躍を目指しています。
今日、弊所は安定した成長を続け、クライアントの皆様のニーズに適切に対応し、信頼を獲得しております。現在は上海にも支所を設置しており、将来的には中国の主要都市にも連絡事務所を設け、両岸三地のクライアント様に迅速なサービスを提供していきたいと考えております。さらに、台湾の知的財産権における質の高いサービスの提供に尽力し、政府及び産業界が台湾における知的財産権の保護水準を高められるよう協力していくことを定常目標としております。また、
萬國専利商標事務所(Louis International Patent Office)は、将来的に最大規模の事務所になることを志向しているわけではなく、知的財産権領域でクライアントが安心して依頼できるグローバルな代理人となり、知的財産分野における貢献に努力を続けて参りたいと考えております。
 
技術鑑定制度の確立

知識経済を中心とする21世紀にとって、「知識」は極めて重要な財産となっています。「知識」から発展した「技術」は知的製品であり、その「技術」によって生産、取引及び消費活動が行われます。しかし、知的製品は、一般の形ある商品とは異なるため、技術と知的財産権を結合させて商品化し、また、企業が運営または研究開発の資金を獲得できるようにするには、すべて「技術取引」を用いなければなりません。ここで言う「技術取引」とは、技術或いは特許権をライセンシングや移転の方法を用いて取引することです。つまり、そうすることで従来行われている技術の取引に掛かるコストやリスクを抑え、企業が有益な技術を低コストで獲得することができ、製品化できるようにし、さらに産業の研究開発を奨励することができるようになります。それと同時に、技術及び産業のグレードアップを促進し、企業や国家の競争力を高めることもできます。そこで、クライアントの皆様が運営または研究開発の資金を獲得できるように、弊所は技術取引と技術商品化に関する企画、特許監視、検索、分析、鑑定、侵害証拠収集、訴訟処理等の業務及び情報を提供しております。
しかしながら、台湾では、過去に合理的な評価システムのモデルが確立されていません。つまり、合理的な評価システムを通して、技術または特許の取引市場における価値を決定する上での一致基準がありませんでした。そのため、多くの有効で価値の高い特許や技術が財産化、価値化できませんでした。これが技術取引の発展に立ちはだかることでした。
したがって、技術評価制度の確立は、企業、産業、国家としての競争力向上にプラス効果があるのみならず、健全な技術評価システムを確立することで、事務所がクライアント様の知的財産権を全面的に保護する際の一助となり、さらにクライアント様自身が知的財産権の効果的な運用を図ることができるようにもなります。また、技術革新の促進も期待されます。
そのため、弊所では、企業内部の知的財産権に関わる開発によって得られた研究開発の成果を商業化することができ、さらに健全な技術評価制度を通じて良好な提携システムを確立できます。このように、弊所がご提供するサービスは、研究開発による技術価値の創造を後押しすることができると同時に、研究開発の成果及び価値を実現させるための長期的な投資を行うことにも繋がります。

市場の位置付け


萬國専利商標事務所(Louis International Patent Office)は経営において、専門的なサービスの質を一貫して堅持しなければならないと考えております。そして、「利潤の追求により質を犠牲にしないこと」という強い信念を持っております。弊所は創立以来、サービスの質を維持するという経営原則のもと、皆様にサービスの質に対するご心配をおかけすることのないよう、低価格化による顧客獲得競争は行っておりません。また、弊所は、正当な経営原則を守り、クライアントの皆様の利益を最大限保護することを常に念頭に置くこと、このこそが萬國専利商標事務所がサービスの質を確立するにあたって重視する点であり、このためにトップクラスのサービスの質を確立しております。
萬國専利商標事務所(Louis International Patent Office)は、クライアントの皆様の知的財産権関連の保護において、これまでに40年以上の経験を積み重ね、豊富な専門的経験をもとに、クライアントの皆様に数々の提言を行って参りました。また、皆様に代わり法的権益の主張を行うのみならず、知的財産権保護におけるサービスの質の向上のため、弛まず努力を続けております。このようなサービスの質の継続的向上に対する努力こそ、萬國専利商標事務所(Louis International Patent Office)が皆様の権益を重視していることの表われであり、また皆様にご提供するサービスの質に対する最大の証でもあります。